2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりに見た自分

随分と更新期間が空いてしまった。 病気にかかりずっと寝込んでいたのでパソコンにも触ることがなかった。 正確に言うと触りたくなかった。 文字や光の刺激に過度に敏感になっていた。 寝込んでいる間はいろいろなことが頭をよぎった。 そのどれもがなぜかあ…

音楽との向き合いかた

ディプレイの脇にあるスピーカーからシャッフルされた曲が聴こえてくる。 気に入っている曲なので飛ばさないで聴いている。 いまやインターネットで音楽はいとも簡単にダウンロード出来る。 一曲150円程の値段で手に入れることが出来るようになった。 さらに…

相 手

押し殺せない感情はどうするべきか。 昇華、発散どちらかといえば自分は前者を選択してきた。 感情を客観的にとらえ、また新たな方向性への契機と捉えることが多い。 だが、そうもいかないことも幾度となくあるものだ。 はき出してしまわなければ身体のバラ…

卵という舟

世界。 言葉の由来は知らないが思想上ではとてつもない力があるようだ。 この言葉一つでなにが説明できないのだろうか。 すべての物事がこの言葉一つで丸くおさまってしまう。 私が描く世界のイメージは球だ。 透明で粘性のある水中生物の卵のような球の な…

避けがたい感覚

美的感覚というのは時に残酷だと思う。 同じくらい愛情を向けてくれる子供達に対してすら感じてしまうものだ。 どんなに幼くてもそこにはすでに生来の美というものが備わっている。 ある時、私はそれを実感した。 自分によく懐いてくれる子供よりも、ほとん…

つづれ織

日々、心に留まることを記録をしていく。 それは形を整えるのではなく断片的でむき出しのままに綴られる。 1つ1つは小さな端切れであるかもしれない。 しかし素材はまぎれもなく本物である。 私の拾ってきたものを継ぎ合わせたらどのような衣ができるのだ…

定まらない形

伝えたいことがある。 それは確かに感じるのだがそれを形にすることが出来ない。 自分自身それに納得していないこともあるし、 それを形にするにはかなりの労力を必要とするだろう。 少なくても今の自分の力では。 だれかれかまわずにそれを伝えることは考え…

2005/10/12

道を歩いていると独特の癖のある匂いがしてくる。 カリッという感触と共に何かを踏みつぶしてしまった。 落ちているイチョウの葉は黄色い。 ・・ああ、今年もこの時期になったのか。 前から歩いてくる人は松葉色のカーディガンを羽織っている。 フードをかぶ…

繋がり

以前よりもずいぶんキーボードが汚れている気がする。 ホコリや垢が目立つから気のせいではないだろう。 でも、使えば使うほどなじんでくる、といった道具でもないのでそれほどの感慨はない。 鉛筆などとは違って時を経ても使えるというものでもないし。 そ…

秋いっぱい

ここ二週間くらいで急激に外の温度が下がってきたようだ。 毛布を出した。タオルケットはまた来年。 ああ、でも今の家は今年で契約終わりなんだ。 寂しいな。 どのくらい記憶に残ったかなぁ。この部屋。 入ってきた頃が懐かしい。 物が少なかった。 最初の年…

ネット付き合い

ブログという形式によって簡単にコメントが出来たり、トラックバックを出来るようになった。 でも私にとって現実にそれが簡単にできるかというとそうではない。 それはもう形式的な問題ではなくて意識的な問題である。 自分のIDで他所にコメントやトラックバ…

夢の感じ

ちかごろ寝てばかりいる。 だから夢をたくさん見ているんだろうけど、どうにも思い出せない。 いっつも起きた瞬間に、霧が晴れていくようにサーッと消えてしまうんだよなぁ。 でも、起きたときになんだかいい気分のことが多いので、 わりと楽しい夢ばかり見…

自然への目

最近私はこのような日記を書いていて、 毎日周りの自然の変化に注意するようになった。 季節というものも、今までより細かい枠組みで捉えるようになった。 また、季語や自然にまつわる言葉を書き出すたび はるか昔の人たちのことを思い浮かべてしまう。 彼ら…

光を切る

上原ひろみの少年性

深夜、テレビに上原ひろみがでていた。 相変わらずのキャラクターで、私はそんな彼女の存在自体がその演奏とともに大好きである。 自由奔放というか、とにかく明るくて純粋そうなところにとても惹かれる。 ところで、彼女の曲のなかで私が好きなものも、それ…

小さな鼻

二日風呂に入らないと体から匂いがしてくる。 古い皮脂が残ったままで、体が油っぽい感じになる。 取り替えていないシャツからも同様の匂いがする。 髪はしっとりとして無造作にかわったクセがついている。 自分の匂いは嫌いではない。 むしろ二日くらい体を…

CM Music

月桂冠のCMの歌声を聴く度、ついテレビに集中してしまうということが何日か続いた。 さっき聴いて、あれっ、この声って、と思い検索をしてみたら、 なんと安藤裕子が歌っていた。 本当にこの人の歌は私の琴線に触れる。 一度会ってじっくり話をしてみたいほ…

知らない色

テレビによって家に居ながら世界の国の人々のことをいくらかは知ることが出来る。 しかもアンテナを張って注意深くしていれば思ったよりいろいろな情報を得ることが出来るのである。 私は、旅番組や外国語講座を好んでよく見る。 そういった番組は、報道ニュ…