自然な存在


今日もプールで泳ぎました。
前よりも水に慣れてきちんと泳ぐことができた。
その分かなり体全体に疲労がたまったけれど。


最後の方で、『疲れてもうこれ以上泳げない。』と感じた瞬間、ふっと力を抜いた。
水中で前を眺めると、なんだか水が優しい存在に感じられ、
きらきらしてとても気持ちの良いものに変わった。


そのとき、少しだけ水と一体化できたような感じがした。
それまでと違って、とても自然な存在に感じ、決して不自由で抵抗のある存在とは思わなかった。



テレビでは水泳がやっている。
水泳選手はきっと水という存在がいつも自然なもので、常になくてはならないものなんだろうな。
俺には決して達することのできない世界だけれど、想像するだけでそれは気持ちが良いものに思える。


きっと大きくて、絶対的な存在で、すべてをゆだねるような気持ちなんだろうな。
水は人にとって、決して切り離された存在ではないのだと感覚的にわかる。