新聞勧誘


毎年毎年来る。
去年はやさしそうなおじさんに負けて契約をしてしまった。
それも最近解約したのだけど、今日は違う新聞屋が来た。


若い兄ちゃん、という感じの人だった。
話を一通りして結局、「取りませんよ。」で一蹴。
こっちがわりと話を尊重して聞いてあげたので、まあまあしょうがないかという感じで去っていった。
新聞屋はけっこうぶしつけな態度を取られることも多いだろうしね。


毎年のことなんだけどなんかどっちもいたたまれないやり取りなんだよなあ。
別に新聞自体は良い媒体だと思うし、まあ別に購読したって悪いことはない。


だからといって俺自身特に新聞を必要としていないもんで。
俺の生活の狂いっぷりからいって、むしろ毎日規則正しく届けられるのは苦痛なのである。
毎日五時頃ドアのポストにガサっといれられる音は真夜中に起きているとき、とんでもなくビビる。
しかもその音を聞いてから寝ることも多いので、そのままポストに入れたまま。
やっとこさ昼頃起きて新聞を読むのはなんか妙にきまりが悪いんだよなあ。
ダメダメ生活のくせに昼起きでなんか優雅に新聞を読むって。


そんなわけで新聞はとうぶんいりません。
同じお金を払うならお姉さんのモーニングコールなんかのほうがいいよ、むしろ。