どこかのだれかへのメッセージ


広大なインターネットが大海だとしたら、このブログは漂流者のようなものだ。
もしくは瓶につめられたタイムカプセルだろうか。


毎日、多くの人がyahoo!などからはじまるインターネットへのアクセスのなかで
このブログにたどり着く可能性は本当に万に一つもない。


私はこのブログが多くの人にとって読む価値のあるものだとは思わない。
だからもし何の因果かここに飛んで来た人、ごめんなさいっていう気持ちだ。


でもたとえば、自分が死んだとき親や親しい友人にとってはもしかしたら少しばかり意味を持つかもしれない。
人に対して文章ってあまり見せないし、こういうことをしていたんだという
予期せぬ驚きもあるだろう。


超個人的な空間だ、ここは。
誰にも見せていないし、ときたまこのように大して意味もない文が書かれる。
ちょっとまじめで、本音を書いた等身大の自分が居る空間。
不器用な文章で表現された不器用な自分が居る世界。


もしかしたらこのような思いで漂流しているブログはお互いが絶対に交わらないだけで
無数に散らばっているかもしれない。

そうだとしたらホントに世の中と変わらないね。
知らない誰かに、こんにちは、
どこかの漂流ブログよ、お元気で。