変わりゆくネットとの付き合い方


なんだかここのブログに何を書いていいのか自分でもよくわからなくなってきたので、
最近ずっと更新していませんでした。


ちょっと構えすぎかもしれないけれど、ブログの可能性とか、
今実際にネットがどういう方向の流れに向かっているのかという
ことを調べていて、どうもここらで一休みした方がいいなと思って。



最近のはてなgoogleのサービスの充実によって、
おそらくネットを通しての人と人の関わりは、
より現実に近くなっていくのだと思う。
socialという言葉が1つの重要なキーワードとなっていることが
それを端的に示していて、ネット上でも現実と同じような
社会が段々とつくられてきている。


del.icio.us』や『はてなブックマーク』などのsocial bookmarkを通せば、
同じようなことに興味を持っている人が効率よく情報を得られ、
さらには互いに意見をtrackbackし合えることが出来るし、
mixi』などは、やり取りする人間のネットワークを現実の社会からとってきて
かなりの純度を持った仮想現実のコミュニティーを利用者に提供している。


このような流れの先にある考えが、最近耳にするようになってきた
web2.0という概念なのではないかと思っている。
実際web2.0という言葉が差し示す内容は、まだ具体的には
決まっているわけではないようで、(その明瞭に見えない部分に
開発者達は新しいものを感じているようだ。)理解しづらいのだが、
いまのところ私がなんとかこうではないかと考えるところは、
ネット上での人付き合いが当たり前として受け入れられる社会が到来するということである。


そういう現実を考えるやいなや、なんだかひどく寂しい感覚を覚えるような気もしたが
きっといままで数多くの概念を受け入れてきた私たちなのだから、
すぐに慣れていくだろうとひとまずは楽観的でいる。


話は戻ってこのブログに関してなのだが、
上に書いたようなさまざまな新しいツールを使うかどうかに迷っている。
今までのようになるべくひっそりとして更新を続けるか、
コミュニティーを意識してある程度の広がりをもたせていくか。
正直言ってここが一番問題だとおもっている。
私がここに書くことに対してどう向き合っていくかということが
その決定いかんによって変わってくるからである。


決断はまだできそうにないので、当分は今日のようにとぎれとぎれの更新になると思う。