葉っぱ


葉っぱの葉脈と人の手の血管は似ているな。
今日、神社の境内に座りながらそんなことに気がついた。


当然そんなことは前々から知っているはずなんだけど、
実感としてわいたのは、はじめてかも知れない。


境内への道は綺麗な玉砂利が敷き詰められていて、
足を踏み込むたびに鳴るぎゅっぎゅっという感触はきもちよく、
一歩一歩踏み締めながら歩いた。


周りは杉や竹、かきつばたなどの木々が豊かな色彩と生命力をもって取り囲んでいた。
青々とした木々や、こぼれ落ちそうなほどのボリュームをもって咲いた花々を
みるとまるで世界全体が躍動感に溢れているかのようだった。


木、花、水という存在のすばらしさを再確認した日だった。


あと、あいかわらず蜂は大の苦手だということも。