円盤について

hygrometry2005-02-14


 
レコードやCD、フリスビーなどの円盤が回っている映像を想像してみてください。
なんともいえない不思議な魅力があるとおもいませんか?

私は、ぴんと立てた人さし指の先で、高速で回転するCDのような円盤を思い浮かべると、なにか
おおきな流れと時間を感じるような気がして、まるで雲の上で昼寝しているような気持ちになります。

最初はCDサイズの円盤は、やがて空をゆったりと覆うように拡大していき、最後は雲のように
いつのまにか消え入ってしまうというようなイメージが浮かびます。

かなり個人的な感覚であるとおもいますが、なにか通じるものがある人はいると思います。

というのも、現在広く普及している記録媒体って円盤形のものが多いと思うからです。
CD、DVD、ハードディスクなどが簡単に上げられます。ちょっと広く考えると
アナログ時計などもあります。記録というよりも、時間、記憶を呼び覚ますものに多い
野でしょうか。私には砂時計を上から見たときにも同じような感覚を味わいます。

本当に私の勝手な推測ですが、きっと円盤という形はひとの記憶を記録し、呼び起こすイメージを
宿しているかたちなのではないでしょうか。ちなみに写真はディスクオルゴールというものです。