書きたいモヤモヤはなにか


今自分のなかに引っかかっているモヤモヤ、それがなにかはわからないのだけど
それをどうにかして吐き出してやりたい。この一ヶ月くらいそういう思いを抱えていた。
仕事も休みの水曜日、窓から吹き込んでくる風のしめっぽさに
夏の終わりの気配がし、どことなく不安な気持ちで今パソコンに向かっている。


書きたいモヤモヤはなにか、それはきっと自分自身きちんと整理できていないだけで
心のどこかで確実に理解しているのだと思う。
モヤモヤがつっかえて出すことができなにのは、
それを自分の目の前に言葉にしてしまうことに対する恐れがあるからなのだろう。


だから今こうした文章を書いているということは、
もしかしたらもうすでに自分のなかでその重要な何かを消化してしまっているということなのかもしれない。
なにがそのきっかけになったかはよくわからない。


ただ季節の変化だったり身の回りの環境の変化というのは自分が考えている以上に
心に影響を与えているのではないかというのはここ最近たびたび思うことだ。
住んでいる場所、生活している部屋、聴いている音楽、毎日食べる食事、
そうしたものをよく眺めてみると自分が明確に見えてくるような気がする。


ふと手を止めて、足も止めて、ただだらんと部屋でぼんやりしているとこんなことを考えてしまう。
ところでこうした考えに至る微妙な感覚って果たしていつまで続くのだろう。
いつまでもこんな不確定な文章を垂れ流しにするようなことを自分はするのだろうか。
それともそうした年頃っていうだけなのだろうか。


なにかをはっきりさせるということを嫌うことはいいことであるとはおもわないけれど、
どことなく心地がいい気分に浸れることは確かだ。