ブログの書籍化


はてなでは、はてなダイアリーブックというブログの書籍化のサービスがあるんだけど、
最近では自分のブログだけではなく他所のブログまでできるようになったみたい。


はてなダイアリーブック


他のユーザーのブログを書籍化したい場合には原稿料がいるらしい。
原稿料は、本自体の価格を見積もった本体価格の1/9程となるみたい。
もちろんそのお金は書籍化させてもらうユーザーさん当て。


私もお気に入りのユーザーのブログを書籍化してみたいかなぁとは思うんだけど、
料金の見積もりをしてみたら半端じゃなく高いみたいでがっかり。
やっぱり大量印刷じゃない場合はそれ相応の値段がつくみたいですね。
いまさらながら、ブログシステムの恩恵と従来の文庫本のありがたみを感じます。
なかなか文章の価値とお金の関係は難しい。


ただ、私自身の主観としてブログの書籍化についてのメリットもあると思う。
それは、記事から記事のページ移動のしやすさ。
ネットのブラウザだと過去の記事へのアクセスの仕方がすごいシステマティックで、
クリックによる階層移動みたいなことがあってあまりすきじゃない。
やっぱり本みたいにペラペラめくって探したり、
折り目を付けといてそこをバッと開くというやり方が好きだ。
さらにいうと本の場合はペラペラめくりつつ、ながら読みというか、
かろうじて内容を意識しながらも、軽くさっとばすことが出来るので心地いい。


あとは、公共性を持った他人の記事をあえて自分一人の私的なものとして
おいておきたいという願望というのもある。


近い将来、爆発的でないにせよローカル的人気を誇るブログが
読者の要望によってブログ化するという事態が起こってくるのかもしれない。
50人の読者によって要望されたブログの書籍化というものであれば、
ある程度現実的な値段で買えるんじゃないだろうか。


そうなってきたら、同人誌的やりとりが一般にも広く普及するってことなんだろうか。