PX 200


SENNHEISERのコンパクトヘッドホンPX 200を購入。

ASIN:B0000E1O81


iPodと接続してつかうつもり。
初視聴の印象は、よくいわれているように音が軽いという印象。
シャンシャンと中音から高音が鳴り響く。
低音はそれまで付けていた付属のイヤホンやsonyのE931と比べても量感が足りない。
イヤホンのこもった感じは取り払われ、音の広がりは感じるようになったが、
やはり低音の量不足を感じる。


一時間くらいかけて聴いていたかどうも高音のキツさというか
まだ新しいときの機械的なシャンシャンという感じが耳に障る。
さらに三時間くらい聴いたあと、少しその聞きづらさがなくなった。
するとこのヘッドホンの良い部分も見えてきた。


聴く音楽にもよるだろうが、中音から高音にかけての
乾いていて、空気感を感じる音色が聴いていて気持ちいい。
とくにエレキギターのカッティングのキレだとか
ピアノの鍵盤を叩いたときのハンマーの金属的な感じがよくでている。
艶っぽい音ではなくて、空気感をもって響く乾いた振動音が現れているのが特徴のようだ。


不足気味に感じていた低音はボリューム自体は確かに少ないが、
音自体はきちんと出ていることがわかった。
聴いていてきちんとその音を特定出来る。


全体的にあまり濃い味付けというヘッドホンではない。
今のところの印象は、音がそれぞれ適度な隙間をもって
ひろがりを出し、非常に聞き疲れのしないというもの。


これからエージングをしていってどう変わってくるかが楽しみである。