琴線に触れるメロディー

hygrometry2005-02-19



それぞれの話す母国語によって人々が心地よいと感じるメロディーは違いがある。
こういう調査結果が出されたというニュースを以前知りました。
今のように世界の音楽が簡単に聴けるようになるまえの
楽家の曲のメロディーを分析した結果わかったことだそうです。


しかし今では当たり前のように世界中の音楽を聴くことが出来ます。
そしてその中からそれぞれの人が自分の好きな音楽を選んで聴いています。
ひとによってレゲエが好きな人もいるし、クラシックの好きな人もいます。
同じ日本人なのに全く種類の違う音楽を聴く人がいるというのはどうしてなんでしょう。


きっとそれはジャンルのもつメロディーが人々の本来もっている感情を呼び起こしているからでしょう。
母国語はその国の人々の感情もわからないところで制限していると思います。
その制限された感情が他の国の音楽によって呼び起こされているのではないでしょうか。
その結果、国を超えておなじような性質をもつ人々が集まって好きな音楽を作っていくということは、
実際に多くの例があると思います。


世界中で各国の音楽が聴くことが出来るようになった今、世界のこんなところに、
と思う場所で自分の琴線に触れるメロディーが生まれているに違いありません。


そしてインターネットというツールがある現在そのような人々は気付かないところで
メッセージを送っているのではないでしょうか。
わたしもそのような音楽にぜび出会いたいものです。


写真はクラムボンというアーティストのパンと蜜をめしあがれというCDです。
三曲目の Our Songs という曲のメロディーが私は気に入っています。